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【書籍:骨格筋の形と触察法】理学療法士なら必ず持っておきたい解剖学に特化した良書です

理学療法士のイマリ(@imari_yy)です。

過去、転職4回(うち2回は転職サイト活用)を経験。

 

本記事は「改訂第2版-骨格筋の形と触察法」のレビュー記事になります。

結論としては絶対に購入をおすすめしたい本です。

ランキングをつけるなら間違いなくTOP3には入ります!

 

基本情報

 

改訂第2版 骨格筋の形と触察法
出版社:大峰閣
編集 河上敬介 磯貝香
定価 12,000円+税
発行日 2013年3月
その他 ページ数:455

 

【おすすめポイント】筋の走行や形状を知るならコレ

本書はイラストとあわせてご検体をもとに実際の筋の形状や走行を写真でみることができます。

その他の解剖学に関する書籍ではイラストのみが多いですが、実際の写真でみると非常にわかりやすく理解できます。

理学療法士の強みは「解剖学」と「運動学」です。

 

解剖学を知り、触診できなければ疼痛部位の特定はできません。

解剖学、触診に不安を感じる理学療法士・作業療法士にはおすすめの書籍です。

 

【残念ポイント】本が重い、高い

ページ数が多い+A4サイズという本書は持ち歩くには不便です。

理想としては職場に1冊、自宅に1冊あると嬉しいですね。

解剖学系の書籍としては平均的なお値段ではありますが、定価12,000円+税は安くはないという点はやや残念。

 

とはいえ、本が重いのはそれだけ詳細に写真やイラストを使ってわかりやすい書籍になっているという裏返しですし、下手に解剖学書を数冊購入するくらいならコレ1冊!で解決するくらい有用な書籍なのでぜひチェックしておきましょう。

口コミ・レビュー

実際に読んだ感想

やはり理学療法士・作業療法士の強みの1つである「解剖学」に特化した専門書だけあって非常にわかりやすい。

 

おそらく学生時代に本書を読んでもあまりイメージが湧かないですが、臨床を経験した現役セラピストほど役立つ内容であると実感できる書籍ではないかと思います。

 

How to系の書籍よりも担当患者の問題点(痛みなど)を思い浮かべながら本書を確認することでより鮮明に理解できます。

これが臨床能力を底上げする1番の方法ではないかと私は考えます。

また、その他の書籍ではあまり見かけない「筋連結」についても勉強になります。

アナトミートレインとあわせて読み込むことで人体の筋・筋膜連結についてより深く理解できそうです。

 

 

 

  • この記事を書いた人

イマリ

【資格】脳卒中認定理学療法士/運動器認定理学療法士/中級障がい者スポーツ指導員/ 【経歴】総合病院▶︎回復期病院▶︎訪問看護ステーション▶︎訪問看護ステーション▶︎整形外科クリニック/合計4度の転職経験/

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