書籍

理学療法士のおすすめ書籍【基礎・整形版】

 

【ブログ管理人】理学療法士のイマリ(@imari_yy)です。

 

理学療法士に必須とも言えるおすすめ書籍を個人的なランキング順で紹介します。

 

購入は楽天市場がお得ですよ。

ショップによってポイント還元率が違うので、1番還元されるショップを選んで購入しましょう。

条件によっては1000円分くらいのポイント還元も普通にあります。

値段が高い専門書だからこそ何も考えずに書店で購入していては出費もバカになりません。

 

運動機能障害症候群のマネジメント

Shirley Sahrmann:シャーリー・サーマン先生著書の運動機能障害に関する書籍です。

理学療法の手技・技術ではなく「根本的」な問題をどう捉えていくかということに重点が置かれています。

すべての理学療法士に知って欲しい目からウロコの内容が盛りだくさんです。

 

 

続 運動機能障害症候群のマネジメント

 

 

 

骨盤帯 臨床の専門的技能とリサーチの統合 原著第4版

Diane Lee:ダイアン・リー(原著)、石井美和子(監訳)の【The おすすめ】書籍です。

Diane Lee先生の考えは私にとって、非常に役立つ内容ばかりです!

 

骨盤帯・・・臨床ですごく難しいと感じませんか?

体のほぼ中心に位置する骨盤帯に問題を抱える症例は非常に多いです。

しかし、上半身・下半身双方の影響を受けるこの部位を治療するためにはたくさんの知識が必要です。

この書籍は、そういった臨床での疑問を解き明かしてくれる1冊になると思います。

また、骨盤帯というだけあって女性の骨盤底機能障害に関しても詳しく解説されています。


 

 

胸郭統合アプローチ

Diane Lee:ダイアン・リー(原著)、石井美和子(監訳)

さきほどの「骨盤帯」と同じくDiane Lee先生の原著になります。

 

この書籍では「胸郭」を中心に解説。

当然ですが、骨盤帯の機能障害と密接に関連する胸郭ですが、評価や治療が苦手な人は多いと思います。

 

私も全然でしたが、この書籍で成長できたことは実感しています。(まだまだ未熟ですが・・・)


 

 

リハで活用!わかりやすい運動器エコー

整形外科クリニックのみならず、今後の理学療法場面では必須級の運動器エコーについて理学療法士向けの解説書です。

他の書籍で運動器エコーを学ぶとなると、医師向けの書籍などが多く運動機能的な視点というより診断的な視点での解説でわかりづらい印象でした。

 

とはいえ、医師向けの書籍でも基本となる見方は大きく変わりないので勉強できないわけではないですが・・・。

 

個人的には、まず運動器エコーを学ぶならコレ!

そこから別の書籍や講習会、論文で知見を広げていくという方法がベストだと思います!

 

 

 

身体運動学

学校でお世話になったであろう「基礎運動学」に負けない必須の書籍です。

これまでの教科書では、「基本的肢位」を基準に筋の作用が説明されているはずです。

たとえば、いまではよく知られている「梨状筋=股関節の外旋筋」という考えは必ずしもそうではありません。

股関節屈曲角度によって内旋作用に変化することが知られています。

このような現象などをわかりやすく説明されている本がこちらです。




からだの構造と機能

ドイツ筋骨格医学会(DGMSM)の講習会で推奨されている書籍になります。

ドイツ徒手医学は世界的にみて唯一「医学」として体系づけられた徒手医学になります。

書籍もですが、徒手医学の基礎を学ぶうえで講習会の参加もオススメできます。(私も参加者です)

 

からだの構造と機能Ⅰ


 


からだの構造と機能Ⅱ


 

 

整形外科における理学療法

こちらもドイツ徒手医学の推奨書籍です。

整形外科疾患に関連する理学療法が解説されています。


 

 

運動器疾患の「なぜ」がわかる臨床解剖学



運動機能障害の「なぜ」がわかる評価戦略

 

 

プロメテウス解剖学アトラス

解剖学はこれ1冊持っていれば、基本大丈夫ではないでしょうか?

純粋に「解剖学」を学ぶにはこれ以上ない詳細な情報が載っていて、図も見やすいです。

 

運動のつながりから導く肩の理学療法



理学療法マネジメントシリーズ

各関節に焦点をおいていて、非常に詳しく学ぶことができます。

個人的にタメになると思ったのは「ケーススタディー」まで載せてあることです。

 

やはり理学療法士のスキルアップに必要不可欠な要素として「症例をたくさん経験すること」だと思います。

その中で得られた気づきは座学では得られないスキルアップの源です。

他人が考える視点・知識を知ることは非常に価値あるものなのでこういったケーススタディーにはどんどん触れるべきだと思います。

 

肩関節



肘関節


 

股関節


 

膝関節


足関節


 

脊柱


 

まとめ

 

 

専門書は他の書籍に比べて高価なものですし、ある程度厳選して購入したいですよね。

 

今回、おすすめした書籍のTOP5はぜひ揃えておきましょう!

 

非常に役立つ内容の書籍のみになっています!

 

おすすめ書籍に関しては定期的に更新する予定なので、ちょくちょくのぞきに来てください!

 

 

余談ですが・・・

  • 読み終えて使わない本
  • 本がたくさんありすぎて断捨離したい

 

そういった場合には医学書・医学専門書の専門買取サイト「メディカルマイスター」が便利なので活用してみてください!

 

 


  • この記事を書いた人

イマリ

【資格】脳卒中認定理学療法士/運動器認定理学療法士/中級障がい者スポーツ指導員/ 【経歴】総合病院▶︎回復期病院▶︎訪問看護ステーション▶︎訪問看護ステーション▶︎整形外科クリニック/合計4度の転職経験/

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