本記事では「梨状筋」に関する情報をまとめています。
概要
- 梨状筋は大殿筋の深層で中殿筋のすぐ尾方に位置する円錐状の筋。
- 仙骨の後面から始まる筋束を持つ場合や梨状筋と中殿筋とが癒合している場合がある。
- 梨状筋の筋腹の走行方向は大殿筋の筋束の方向とほぼ同じ。
- 筋腹の大きさは個体により大きく異なる。
- 梨状筋の筋腹が2分し、その間を坐骨神経の一部が貫通する場合がある。
起始・停止・作用
起始 |
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停止 |
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作用 |
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神経支配 |
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筋の走行
筋連結
アナトミートレイン
準備中
トルク発生寄与率
運動方向 | 作用を有する主な筋 |
屈曲 |
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伸展 |
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外転 |
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内転 |
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外旋 |
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内旋 |
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生理学的断面積
筋 | 生理学的断面積(cm2) |
梨状筋 | 8.1 |
外閉鎖筋 | 30.1 |
内閉鎖筋 | 25.4 |
上双子筋 | 4.1 |
下双子筋 | 4.1 |
大腿方形筋 | 14.6 |
参考および引用文献
- 身体運動学 関節の制御機構と筋機能
- 筋骨格系のキネシオロジー第3版
- 改訂第2版 骨格筋の形と触察法
理学療法士のイマリ(@imari_yy)です。
現在は整形外科クリニックで勤務しながら副業(トレーナー&Blog)を継続しています。
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