筋の構造・機能

腰方形筋[Quadratus lumborum]

 

本記事では「腰方形筋」に関する情報をまとめています。

特徴

  • 内側線維はlocal muscleに分類。
  • 外側線維はglobal muscleに分類。
  • 腰椎の外側で腹腔の後壁を作る板状の筋。

 

起始・停止・作用

起始
  • 腸骨稜
  • 腸腰靱帯
  • 第2〜第5腰椎の肋骨突起
停止
  • 第1腰椎〜第4腰椎の肋骨突起と第12肋骨
  • 第12肋骨の下縁
作用
  • 片側のみ:骨盤挙上、腰部を同側に側屈
  • 両側:腰部の伸展
神経支配
  • 腰神経叢の筋枝(T12〜L3)

 

 

筋連結

腰方形筋 大腰筋
横隔膜
腸肋筋
最長筋
外腹斜筋
内腹斜筋
腹横筋

 

 

参考および引用文献

  • 身体運動学 関節の制御機構と筋機能
  • 筋骨格系のキネシオロジー第3版
  • 改訂第2版 骨格筋の形と触察法

 

理学療法士のイマリ(@imari_yy)です。

現在は整形外科クリニックで勤務しながら副業(トレーナー&Blog)を継続しています。

 

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  • この記事を書いた人

イマリ

【資格】脳卒中認定理学療法士/運動器認定理学療法士/中級障がい者スポーツ指導員/ 【経歴】総合病院▶︎回復期病院▶︎訪問看護ステーション▶︎訪問看護ステーション▶︎整形外科クリニック/合計4度の転職経験/

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