転職

理学療法士が訪問看護ステーションへ転職するときの注意点【病院とは違います】

【ブログ管理人】理学療法士のイマリ(@imari_yy)です。

 

今回は【はじめて】訪問看護ステーションへ転職を検討している人向けの記事です。

一般的な病院やクリニックであれば【医療法人】【社会福祉法人】といった法人が運営していますよね。

 

それに対して、訪問看護ステーションはそれら以外にも【株式会社】運営のステーションが多く存在しています。

 

それの何が違うの?

 

答えはズバリ、より一層【売り上げ】を求める集団であるということです。

 

理学療法士
もちろん病院も収益が出なければ潰れてしまいます。
理学療法士
なので、売り上げを伸ばす視点は大事ですが現場の理学療法士の大多数はそこまで意識してないですよね

 

株式会社の訪問看護ステーションで働くということは、病院勤務のときよりも【売り上げを伸ばす方法】を【より強く】考えなければいけないということです。

 

 

そのためには【営業】が必要になってきます。

この【営業】が人によっては苦痛になると思うので要注意です。

 

そして、理由はどうであれ【転職したけど、すぐに退職】という事態はさけたいのが本音ですよね。

 

そこで、なるべくそのような状況にならないための事業所の職場の見抜き方のポイントをお伝えしたいと思います。

 

もちろん、これから伝えるポイントをクリアしたからといって【=良い職場】ではありません。

しっかりと面接などを通してミスマッチを防げるように祈っています。

 


チェックすべきポイント

  1. 候補の事業所の職場環境
  2. 従業員数(会社の規模)

この2つはしっかり確認することをおすすめします。

 

これってチェックできるの??

 

理学療法士
はい、訪問看護ステーションに関してはスマホひとつで確認できますよ

 

具体的には、

厚生労働省の情報検索サイトを活用してください。

 

どのような方法でチェックしていくか具体的にお伝えしていきますね。

 

理学療法士・作業療法士の転職

 

ちょっと余談にはなりますが、

 

簡単に転職ってするもんじゃぁ〜ないですよ。

 

だって、転職先が合う・合わないとか入ってみないとわかんないですし、

 

人間関係や会社の方針とか思っていた環境と違うなあ〜、ってあるあるですよね・・・

 

そんなこと言われなくてもわかってます!

 

という気持ちは察しますし、

 

どうしても転職したいという気持ちと、

転職に失敗したくないという気持ちでいろいろ情報を集めていることでしょう。

 

 

私自身は理学療法士の経験6年でなんと5カ所の職場を経験しました。

 

理学療法士業界は転職することはよくあることですが、さすがに経験1けた年で5カ所は多いです。笑

 

もはや理学療法士業界の転職のプロです。笑

 

2つの項目をチェック

 

そんな私ですが、「これは失敗したな」と本気で後悔した職場は1つだけです。

 

で、その際に得られた経験が冒頭でお話ししたチェック項目2つです。

 

ポイント

  1. 候補の事業所の職場環境
  2. 従業員数(会社の規模)

 

ここは必ずチェックすべきだと気付きました。

 

当然ですがここも大事

  • 給与(固定?歩合?)
  • 休日
  • 福利厚生
  • 通勤時間
  • 訪問手段(車?自転車?)

 

個人的には土・日・祝がお休みのところがおすすめですよ〜!

 

講習会は基本的に土日祝に行われますし、休みの多さは【=副業の時間UP】につながるので!

 

求人へ応募する前にここをチェック

では、具体的な方法にうつります。

 

それぞれ写真もつけておきたいと思います。

 

  1. 介護事業所 生活関連情報検索にアクセス

  2. 対象の都道府県を選択
  3. 介護情報を検索する

  4. 詳しい情報で探す(ケアマネージャー等)

  5. 求人情報の事業所を検索

    →詳細情報を見る


  6. 情報をチェックする

 


以上の項目をチェックしましょう。

 

 

特にポイントになるのは、

(7)の従業者情報の総数と前年度1年間の退職者数です。

 

もう想像はつくと思いますが、

 

退職者数が多ければ多いほど会社の方針や職場環境(人間関係など)に問題あり?


という疑いの目を向けておくべきだと個人的に思います。

 

例えば

求人に【急募】とあり

▶︎退職者の代わりを補充するため?

▶︎入職と同時に利用者の引き継ぎ

▶︎教育面が不十分になるかも?

 

 

職場に高望みはしない方がいい

 

厳しいことを言うようですが、転職先に期待しすぎない方が上手くいきます。

 

転職理由はもちろん人それぞれですが、

 

例えば

  • 収入アップ
  • 長く続けれる環境
  • スキルアップ


特に若手の理学療法士であればこういった理由で転職することが多いと思います。

 

退職者が多い職場は・・・

地域のケアマネージャーから
事業所の信頼が薄くなりやすい。

▶︎「あの事業所は人の入れ替えが激しい」

▶︎「利用者の担当スタッフがコロコロ変わる」

仮に自分がケアマネージャーだとして、リハビリを依頼する立場であれば、なかなか頼みづらいですよね?

その結果、


▶︎新しい依頼は減る。

▶︎訪問以外の時間が増えるため営業ばかりになる

▶︎セラピストとしてのスキルアップの機会が減る

▶︎歩合性の給与設定であれば収入も伸びない

 

 

まさに負の連鎖です。最悪の状況ですよね・・

 

自分が求める環境が得られにくい状況になるのは想像がつきますよね。

 

営業スキル(ケアマネージャとのトーク力)は伸びるかもですが。

 

まとめ


理学療法士、作業療法士が
訪問看護ステーションへ転職する際にチェックしておくべきポイントをお伝えしました。

 

面接の際に直接確認することも必要ですが、結局のところ、悪いところは隠したいのが人間の(会社の)心情ではないでしょうか?

 

そもそも、面接で退職者の数とかをしっかり教えてくれる企業ならそこまで従業員の入れ替えも激しくない、ホワイトに近い環境だと思いますし・・・

 

失敗しないために十分な情報を心がけましょう!!

  • この記事を書いた人

イマリ

【資格】脳卒中認定理学療法士/運動器認定理学療法士/中級障がい者スポーツ指導員/ 【経歴】総合病院▶︎回復期病院▶︎訪問看護ステーション▶︎訪問看護ステーション▶︎整形外科クリニック/合計4度の転職経験/

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