【ブログ管理人】理学療法士のイマリ(@imari_yy)です。
この記事で紹介するのは【僕が実際に利用したことがあるサービス】のみ紹介しています。
転職サイトを利用した転職だけでなく自力での転職も2度経験しています。
その経験からお伝えすると、ぶっちゃけ転職サイトを利用するのは【すごくラク】です。
忖度なしの本音で、初めて転職するなら使わない手はありません。
利用をオススメする人
利用するメリットは下記のようなケースです。
- 面倒くさがりな性格
- 社会人としてのビジネスマナーに自信がない
- はじめて転職する
この3つのいずれかに当てはまるなら利用するメリットは大きいですよ。
そして、僕が実際に受けたメリットは3つです。
- 無駄な時間を節約できた
- わずらわしい手間がはぶけた
- 履歴書・職務経歴書をしっかり作れた
求人情報を探す際に1番大変な作業は、そもそもの職場候補を探すこと。
ひとつひとつインターネットでしらみ潰しに探すなんてことをしてたらキリがありません。
希望する職場があっても、募集していなければスタートラインにも立てません。
そんなことに時間を費やすのは無駄です。
解決策
転職エージェントに条件が合う求人を調べてもらう。
その後の面接日程の調整などに関する連絡も任せてしまって問題ありません。
日中仕事をしていればなかなか思い通りに連絡出来ない人も多いはず。
わずらわしい作業は全部、転職エージェントに丸投げです。
日程調整の結果や細かい調整などは自分の仕事終わりや休日にメールや電話で担当者と相談すればOK!
日中に採用側の担当者となかなか連絡がとれず失礼な印象を与えることもありません。
ビジネスマナーを知らない
ついでになりますが、だいたいで良いので【ビジネスマナー】を教えてもらいましょう。
気づいていないかもしれませんが、医療職って非常に特殊な環境の職場です。
たとえば、名刺交換とか対外的な人に対する言葉遣い、書類関係のマナーなどに弱い人が多いです。
いま挙げたこと、自信をもって正解を説明できますか??
一歩、職場の外に出ればビジネスマナーを知らなすぎる社会人は無意識のうちに恥ずかしい思いをしています。
転職はそういったビジネスマナーを練習するよいきっかけにもなります。
転職サイトの担当者は、いわば社会人としての礼節やマナーを知っている先生的な存在と考えましょう。
別にすごく細かいところまで教えてもらわなくても大丈夫です。
必要最低限のレベルでいいので、面接で恥をかかない程度のことだけは教えてもらうことをオススメします。
ここまでメリットばかり紹介してきましたが、デメリットもあるにはあります・・・。
転職サイトを活用するデメリット
どちらかと言えば利用者ではなく採用側(病院側)が受けるデメリットの方が大きいです。
ただ、やはり一定の条件下では僕らにとってもデメリットはあります。
その点は注意しましょう。
採用側(病院・会社)のデメリット
これは転職サイトが【無料】で活用できる仕組みにも関係しています。
転職に成功することで、【採用者側⇨転職サイト側へ成功報酬が支払われる】というカラクリがあります。
各転職サイトが提示している報酬割合がどれくらいか正確には知りませんが、おおむね年収の20%〜30%くらいのお金が動いているようです。
自分自身の転職がそれだけのお金が動いていると思うとなんだかありがたいような、(採用側へ)申し訳ないような不思議な気分になりますね。
転職エージェントとしては、僕らが採用されるときの想定年収が高くなればなるほど、報酬が多くなるため給与交渉などにも力をいれてくれるという面があります。
ただ、現実的には転職サイトを利用して給与交渉をしてくれたからといって大きく給与UPするケースはまれだと思います。
結局のところ、年齢・経験年数・特徴的なスキルや資格に応じて年収は決まります。
そのため、給与アップという点では大きな期待をもたずにいる方が良いかと思います。
僕らが受けるデメリット
一方、自分が受けるデメリットとしては、下記のようなケースです。
求人数以上の希望者がいると内定をもらいにくい
あくまでも以下のような条件に当てはまるときではありますが。
条件
- 他の転職希望者が【転職サイト】経由でない場合
- 他の転職希望者が年齢や経験、スキルで自分とほぼ同等だと想定される場合
このような場合、よっぽど人格とかに問題なければ転職サイト側へ成果報酬を支払わなくてよい方を採用しますよね。
そうなれば、自分が不利な状況に違いありません。
一見すると採用側にとってみればデメリットが大きいように感じますが、それだけ人材確保に力をいれる理由があるということでしょう。
入社祝い金をもらえない
近年は、転職サイト市場が当たり前になりつつあるためか採用する病院・企業側も対策をしている場所が出てきました。
それが「入社祝い金(入社支度金)」です。
要するに、転職サイトに100万以上の成功報酬を払うくらいなら、直接応募してくれた人に〇〇万円あげますよ」って制度です。
もちろん、どこでもやっているわけではありません。
多いのは「訪問看護ステーション」というイメージがあります。
採用側からすると、それだけで初期コストが節約できて、採用される側は結構なお金がもらえてウハウハ・・って双方にメリットだらけです。
もし自分の転職活動に不安がなくて、希望する場所が入社祝い金制度を導入していれば、迷わず「直接応募」しましょう!!
PT・OT・ST WORKER
初めて利用した転職サイトが【PT・OT・ST WORKER】です。
その名のとおり理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を 「完全無料」でサポートしてくれて、各職種専門のアドバイザーが求人情報探しから面接日程の調整まで行ってくれます。
調べてみたところ2013年頃に 【PT・OT・ST WORKER】のサイトをオープンしたようなので7〜8年ほどの実績がある会社です。
その他の医療職の転職サポート事業も行っているグループのようで信頼感は◎
利用したきっかけはインターネットで調べてみて、とりあえず目についたからです。笑
専門職の名称を出してるからには、本当に専門なんだろうな、という程度の軽いノリでした。
利用のながれ
実際に経験した流れ
- インターネット経由で登録
- 担当者から電話がくる
- 担当者と求人の条件等について詳細な情報交換
- メールで5〜6カ所の求人情報をもらう
- 僕の最寄り駅の喫茶店で軽く面談
(履歴書の添削などもしてくれる。) - 後日、2カ所の求人を希望し面接日程の調整を依頼
- 2〜3日程度で面接日が決定したと連絡あり
- 面接(担当者が同行)
- 内定
step
1スマホで登録
step
1担当者より連絡(TEL)をうける
- 希望求人に関する情報交換
step
1求人情報を教えてもらう
- メールでやりとり
- 1回目のメールで5〜6件の求人情報
step
1面接日時の調整を依頼
- 希望先への連絡はすべてお任せ
- 1〜2日以内に面接が決まったと連絡
step
1最寄り駅で面談
- 担当者と初顔合わせ
- 履歴書、職務経歴書のチェックを依頼
- 面接時の注意点などを確認
step
1面接
- 面接に同行
- 職場の最寄り駅から迷わないように案内
step
1内定
- 内定の連絡
今回は2カ所の施設で面接を受けて、2カ所とも内定をいただきました。
結果的に1カ所断るわけですが、お断りの連絡も転職エージェントにお任せです。
感想
僕視点の意見としては、メールなどの媒体を中心に情報をもらえたことはありがたい状況でした。
当時はコロナウイルス拡散前だったので、「まずは直接会ってお話しを・・・」といった感じもありました。
そんな中でも、メールでのやりとりを中心にやってもらったので特に面倒に感じることはなかったです。
電話で直接の応対を求められると仕事がない時間帯も限られますし、結構利用者の身としては引いちゃうこともあります。
電話での求人情報のヒアリングとかになるとなんだかんだで手短にしたくても30分〜1時間くらいはかかってしまうこと多いですからね。
2021年05月時点でもコロナウイルス関連で転職エージェントとの関わりは基本メールやLINEが主体となっているようです。
コロナウイルスに関係なく、「直接会ってまで利用したくない」と考える人も多いかと思いますが、その点は心配いりませんね。
マイナビコメディカル
利用のながれ
基本的には上記のステップで説明したようなながれと同じです。
step
1スマホで登録
step
2担当者と電話で面談
step
3求人情報をもらう
step
4面接日程の調整
step
5内定GET
PT/OT/STの転職紹介なら【マイナビコメディカル】を利用した経緯としては、転職サイト最大手と言っても過言ではない知名度からです。
訪問看護ステーション勤務から病院・クリニックへ転職を考えていた時期に利用させてもらいました。
医療分野以外にもさまざまな分野に特化した転職アドバイザーが活躍されているようですし、まさに【転職業界の大手】ってイメージ通り。
感想
で、実際に利用した感想として、よかったところはこちらです。
- 対応が早い
- 電話などの連絡はしつこくない
コロナ禍という社会情勢でもあり、基本は電話かLINEでの対応となりました。
・・・というか、1度も担当者と直接会っていませんね、そういえば。笑
- 連絡はLINEか電話
- 担当者は基本1名だが、エリア担当者?も追加して計2名
- 求人紹介の総数は15件ほど
- 関東圏で広範囲に探してくれた
主担当の方とは別に求人エリアが広範囲だったこともあったためか担当者が一部変わりました。
- 主担当の方は東京都で求人の提案
- 別の担当の方は神奈川県の求人の提案
と、いった感じです。
僕自身が関東圏という広範囲でOKという希望を出していたためだと思います。
おそらくそれぞれのエリア別に担当者がいるはずなので、紹介の際には別の担当者に変更というながれかと。
もちろん、担当者が変わることでそのエリアの病院事情も詳しく教えてもらいましたよ。
病院の採用担当の方と関係性を築けている場所が多ければ多いほど、より詳しく教えてくれる担当者と巡り会うかもしれませんね。
利用する側からすると、それはメリットになるため大歓迎です。
せっかくなので有効活用できるよう、いろいろと内部事情も質問攻めにしましょう!
転職に必要なお役立ち情報まとめ
退職願と退職届け
いま現在、働いている職場に必ず【退職に関する規定】というものがあります。
多くの場合、1ヶ月前または2ヶ月前までに【退職とどけ】を提出するようにと書かれているはずです。
順番としては、
- 退職願(ねがい)
- 退職届(とどけ)
ですので、間違いないように注意してください。
退職届を提出する際には、基本的に【白の無地封筒】を使用することが一般的。
この際、規定のギリギリになって退職届の準備をすると「封筒がない!」と慌てる可能性があります。
なぜなら、白の無地封筒がなかなか売っていないんです。
100円ショップ、コンビニ、文房具店・・・
僕は探しても探しても見つかりませんでした。
早めにネットショップで購入しておくことをオススメします。
最後に
僕自身の経験をもとに転職サイトを使うメリットを伝えました。
改めて要点をまとめると、転職サイトを活用するメリットはけっこう大きいです。
- はじめて転職するなら転職サイトを利用した方がラクです
- 転職活動の面倒ごとは担当のエージェントに丸投げできます
- 社会人としてのビジネスマナーも覚えましょう
無駄な時間の節約になりますし、1人で転職活動するよりもはるかに不安が少なくなります。
この記事で紹介した2社は担当者の対応も悪くないですし、求人検索〜面接の日程調整まで素早く行ってくれました。
身を持って体験したからこそ紹介できる会社です。
転職に迷っているなら、とりあえず登録して求人情報をもらうだけでも一歩前に進めます。
今の条件や環境を変えて心機一転頑張りたいアナタは、勇気をもって進んでみましょう。
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参考【失敗する人の特徴】20代の理学療法士が4度の転職でたどりついた成功術。
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