筋の構造・機能

下後鋸筋[Serratus posterior inferior]

 

本記事では「下後鋸筋」に関する情報をまとめています。

特徴

  • 下後鋸筋は背部の下方に位置する筋で広背筋に覆われている。
  • 筋腹は外側1/2の領域に存在、内側1/2の領域は膜様の腱のみで構成される。
  • 4つの線維にわかれて上行し

 

起始・停止・作用

起始
  • 胸腰筋膜を介して第10胸椎〜第2腰椎の棘突起
停止
  • 第9〜12肋骨の外側部(肋骨角)下縁
作用
  • 第9〜第12肋骨を内側下方へ引く
神経支配
  • 第9〜第12肋間神経(T9〜T12)

 

 

筋連結

下後鋸筋 広背筋
外肋間筋

 

参考および引用文献

  • 身体運動学 関節の制御機構と筋機能
  • 筋骨格系のキネシオロジー第3版
  • 改訂第2版 骨格筋の形と触察法

 

理学療法士のイマリ(@imari_yy)です。

現在は整形外科クリニックで勤務しながら副業(トレーナー&Blog)を継続しています。

 

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イマリ

【資格】脳卒中認定理学療法士/運動器認定理学療法士/中級障がい者スポーツ指導員/ 【経歴】総合病院▶︎回復期病院▶︎訪問看護ステーション▶︎訪問看護ステーション▶︎整形外科クリニック/合計4度の転職経験/

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