【ブログ管理人】理学療法士のイマリ(@imari_yy)です。
アナタは睡眠のための食事管理術をおろそかにしていませんか??
- 健康のため
- ダイエットのため
- 仕事やスポーツのパフォーマンスUPのため
いずれにせよ食事は超大事ですが、睡眠と食事の関係についてはあまり知らない人も多いです。
そもそも食事が大切だということ自体はわかってはいるけれど、理由を聞かれるとはっきり説明はできないという人も。
この記事では「睡眠のために必要な食事」について整理して【明日から食事と睡眠に気をつけたくなる】内容を伝えます!
睡眠と食事は関係あるのか?
そもそも、睡眠と食事はどう関係するのかという話しです。
食事のタイミングや食事の内容次第で、良し悪しが決まります。
また、良い睡眠をとるためには食事と縁がきれないカラダのメカニズムが存在します。
- 睡眠にかかわるホルモン
- 心とカラダのバランスを整えるホルモン
- 体内時計を混乱させない行動
経験論ではなく、科学的にわかっていることです。
これらを理解することで、未来の「なりたい自分」に投資していると想像してください。
少しイメージするだけでも食事の見直しをする際にモチベーションUPにもつながります。
まず知っておきたいカラダのメカニズム(ホルモン)について簡単に説明します。
「幸せホルモン」が心とカラダのバランスを整える
「幸せホルモン」ってなにもの?と思うかもしれませんね。
「幸せホルモン」とよばれるホルモンの正しい名前は「セロトニン」
その名の通り、幸福感を感じやすくするホルモンです。
ほかの神経伝達物質であるドーパミン(喜びや快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などのバランスをとる調整役の機能があります。
セロトニンはのちほど説明する「トリプトファン」と呼ばれる物質からつくられます。
「睡眠ホルモン」が良質な睡眠の要
「睡眠ホルモン」とよばれるホルモンの正しい名前は「メラトニン」
脳にある松果体という場所から分泌されるホルモンで睡眠を促す効果をもっています。
メラトニンは上記で説明したセロトニンからつくられます。
体内時計に刺激をいれる
人間のなかには体内時計が存在しています。
この体内時計は、きっちり24時間というわけではなく微妙にずれているため毎日リセットしてあげる必要があります。
リセットする方法として、
- 朝、日光を浴びる
- 朝食をとる
以上の2つが重要です。
朝食を食べない人ほど日中ぼーっとなりやすいのは、このリセットをうまく行えていないことが1つの要因になります。
また、余談ですが海外旅行に行くと「時差ぼけ」がありますよね?
これも体内時計がずれたままになっているために起こることなんです。
朝食で意識するポイント
朝食を食べない人にあらわれるデメリットがこちらです。
- 睡眠の質が低下する
- 日中の集中力が低下する
- ダイエットは成功しない
- 病気のリスクが高まる
このようなデメリットが多いですが、朝食を食べない理由はありますか??
あたたかい食事で体内時計をリセット
温かい朝ごはんを食べることで胃腸を刺激して、「朝になったんだ!」とカラダに知らせる大事な役割があります。
また、深部体温を上げる効果もあるため日中の活動的なカラダにするための準備にもなります。
朝ごはんの量に関しては、特に関係はないことが研究でわかっています。
朝からあまり食欲がない人は、軽く口にいれるだけでもOK!
スープやお味噌汁だけでも構いませんので、かならず食べるようにしましょう。
昼食と夕食で意識するポイント
仕事で忙しいサラリーマンをはじめ夜遅くに食事を食べざるを得ない人は要注意です。
遅い食事で満腹状態にしてしまうと、胃や腸を活発にして深部体温が下がりづらくなり睡眠の邪魔をしてしまいます。
寝つきが悪くなるだけでなく、睡眠の質も低下してしまうためできれば避けるべきです。
そのため、昼食と夕食は「睡眠を邪魔しない」ように工夫することが大切です。
- 夜は遅い時間に食べない
- トリプトファンの多い食品を食べる
- できるだけ毎日の食事時間を一定にする
万が一、残業で食事が遅くなってしまうという人は「分割食」がおすすめです。
18時前後に、一度軽めの夕食をとってしまい帰宅後にお腹が減っていれば軽めのスープなどを食べるという方法です。
基本的には就寝の3時間前までには食事を済ませておきたいです。
理由としては消化が終わっていない状態では、睡眠の質を低下させてしまうから。
分割食にすることで消化する時間・負担を減らすことができ、睡眠の質が低下することを防ぎましょう。
その際、夜ご飯ではなかなか理想的なバランスが整った食事をとれないと思いますので、昼ごはんでしっかり食べておくように意識しましょう。
何を食べれば良いのか
具体的には「トリプトファン」を多く含む食品を食べておきたいです。
トリプトファンとは必須アミノ酸のひとつで体内では合成できないため、食事から摂取する必要があります。
「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンは、このトリプトファンから作られます。
これだけでも非常に大事なものだとわかりますよね??
トリプトファンを豊富に含む食事としては、下記のようなものがあります。
- 肉
- 魚
- 卵
- 豆
- 乳製品
- バナナ
バナナはトリプトファン、ビタミンB6、糖がバランスよく含まれており、朝ごはんにおすすめです。
朝食を食べること自体が立派な「朝活」
朝活と聞くと、「早起きして〇〇をする」ことをイメージするかと思います。
例えば、〇〇にあてはまることは以下のようなものですね。
- 運動
- 仕事
- 読書
- 副業
しかし、僕自身の考えとしては・・・
「朝食をしっかり食べる」
これだけでも立派な朝活と言えます。
若い人に意外と多い「朝食を食べない人」は損しています。
これは、普通に朝食を食べる人と比べてわざわざハンデをあげてるようなものです。
食べるだけで周りと差がつくんですよ?
いろんな意味で(美味)おいしくないですか?
明日からしっかり食べて周りにいる「朝ごはん食べないヤツら」に差をつけましょう!!
最後に
もう1度、要点だけまとめます!!
朝ごはんは超大事!
朝ごはんがマストな理由
- 体内時計のリセット
- 血糖値のコントロール
- トリプトファンの多い食事を
食事で睡眠の邪魔をしない!
睡眠のための食事
- 遅い時間の晩ごはんはNG
- どうしてもの場合は「分割食」で工夫
- トリプトファンの多い食事を
食事選びのキーワード【トリプトファン】
トリプトファンの多い食事
- 肉
- 魚
- 卵
- 豆
- 乳製品
+バナナがおすすめ
- 朝食を食べていなかった人
- 朝食にこだわりがなかった人
- 晩ごはんがついつい遅くなってしまう人
充実した人生に変えるため、明日からすぐに見直しましょう!!