【ブログ管理人】理学療法士のイマリ(@imari_yy)です。
今回は【現役】理学療法士が伝える腰痛の知識についてです。
むずかしい話しが続くと読む気がなくなると思うので、短めの内容にしています。
この記事のモットーは【できるだけ短く】かつ【簡単に】・・・です!
理学療法士とは【運動】や【姿勢】に関するプロです。
病院・クリニックで【リハビリ】を行っている国家資格を持った専門家として治療を担当しています。

Google検索で【腰痛】を調べると、素人には結構難しい単語で解説されているページも多いですよね〜
と、いうことで今回はFAQ形式で3つだけです!
【1】腰痛がつらいときは安静にして過ごす方がいいの?

約10年ほど前の2011年の時点で【腰痛に対する安静】はよくないと言われています。


6.安静と活動
1)安静(bed rest) 推奨グレード D エビデンスレベル 1
■ 腰 痛
■ 急性腰痛では,積極的で持続的な活動や、普段の生活活動レベルを維持することが、仕 事への復帰、慢性的な障害や再発予防に繋がり、良好な腰痛の転帰を生む。一方、ベッド 上の安静臥床は、回復を遅延させるだけで治療効果はない 1, 2)。
※推奨グレードDとは【無効性や害を示す科学的根拠がある】
【2】腰痛は長く付き合っていくもの?

【腰痛】といっても、僕たち専門家の中では原因が数パターンに別れます。
なので、【腰痛 運動】などのキーワードで調べるとこういった運動が紹介されますが原因によって対処法も違うのでこれらの運動が万能というわけではありません。


そこで、【整形外科の医師】に受診し、【理学療法士による治療】を受けることをおすすめします。

ポイント
- 原因に合わせた【治療】が必要
- 理学療法士に症状をみてもらう
質問3 腰痛の原因って腰の筋肉の問題?

一般的には、腰痛はまず大きく2パターンに別れます。
- 特異的腰痛
- 非特異的腰痛
20代〜50代くらいで多い【ギックリ腰】は、(2)非特異的腰痛というものに分類されます。



難しい話しをすると原因不明と言いながらも実際には4パターンに分類できることがわかっています。
その詳細をチェックしてくれるのが【理学療法士の役割】ということです。
理学療法士は前提として、【医師の指示をもらう】ことが必要です。
医師がレントゲンやMRI等でしっかりと検査をやったうえで【安全に】治療に望めるようという意味合いもあります。
例えば、②椎間関節に問題があるケースではいくら筋力を鍛えても腰痛は続く場合が多いです。
極論ですが、【痛みの改善】という視点では無駄な努力とも言えます。
まとめ
この記事を通して知ってほしいこととしては、
- 【腰痛】は【安静】で治るは勘違い
- まず整形外科を受診して専門の医師・理学療法士を頼る
以上が腰痛の基本的な対処になります。